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それぞれの時間 それぞれの生き方

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犬の寿命は20年 人は90年程度。 
なぜ寿命は生き物によって違うのでしょうか。 
寿命の長さを左右しているのは、 【種を残すためにどれくらいの期間が必要なのか】です。  

分かりやすく、寿命に大きく差があるネズミとクジラで比べてみましょう。 

ねずみは生まれてからの成長スピードが速く、わずか4週間程度で子供が産めるほど成熟します。

そして一度の出産で6~8匹生むことが出来ます。 

つまりネズミは一匹の寿命が短くても成長スピードを速くし、沢山産むという方法で種を守っているのです。 

対してクジラの一生はどうでしょうか。 

シロナガスクジラは200年ほど生きることが可能です。

4年に1度、14か月の妊娠期間を経て出産します。

また、広大な海ではパートナーに出会うことも難しく、長い長い旅をして、運が良ければ出会う事が出来ます。 

種を保っていくには長い寿命が必要だということに納得です。 

生き物それぞれが、上手く生命のバランスをとっているのには驚かされます。 

寿命は違いますが、一生の間に行われる成長過程は同じです。 

寿命が短いほど、1日の中で身体は大きく変化し、早い成長をとげます。 

全ての生き物にはそれぞれの時間が存在します。 

何億年と生きている地球にとっては私たちの人生のすべての時間なんてほんの一瞬の出来事にすぎないでしょう。 

でも、成虫になってから一日の命しかないカゲロウにとっては、私たちの一日でさえ膨大な時間に思えることでしょう。 

人の4分の1以下しかない犬たちの人生は私たちの4倍、もしくはそれ以上のはやさで過ぎ去っていきます。

犬にとっての1日、なおさら成長期の犬にとっての1日は私達の何日分の密度になるのでしょうか。 

生きる時間が短いほどに、その一瞬一瞬を大切にしたいと思うはずです。 

犬たちがめいっぱい自由に走り回り、色々なところへでかけ、そして沢山愛されますように。 

大切な一日を、人間の手によって閉じ込め、台無しにするべきではありません。 

ガラスケースにいれられ、尊い時間を奪われてしまう仔犬がいなくなりますように。

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