ブログ

リーダーシップとオーラの話

ペットホテル トリミング ホワイトフラッフィ:リーダーシップとオーラの話
私たちが問題だと感じる犬の行動、吠え・ひっぱり・咬みつき・とびつきなど
犬たちがこれらの行動をとる時の精神状態には共通点があります。

それは【興奮】や【緊張】をしているという点

心穏やかにリラックスしている状態で上記のような行動をとっている犬を私はこれまでのところ見た事がありません。

ということは、精神状態が落ち着いた犬または興奮と落ち着きをコントロールする事が出来る犬になってもらうことを目標とすれば多くの問題行動が改善していくのではないでしょうか。
問題行動を直そうとするのに重点を置くのではなく、犬を落ち着かせようという意識に変えてみると犬との関係性や犬の態度に大きな変化があるかもしれません。

愛犬と一緒に、リラックスする訓練をしましょう!

まずは自分が落ち着く事

興奮している人の近くで落ち着く事は出来ません。
犬が落ち着けるように、まずは自分自身がリラックスする練習をしましょう。
静かに深く呼吸をして心を静めてください。
犬が興奮している時に、声をかける・犬をさわる・目をあわせる・大げさに手を動かす、このような動作を一切しないようにしましょう。

私は、犬たちと散歩をするのが大好きです。
彼らと一緒に穏やかに歩く時間はとても心地よくて、大切な時間です。
夜は散歩と同時に、自分の精神状態を落ち着かせるように意識しています。
ぼんやりと座り込んでいると、犬たちも同じように落ち着いた精神状態となり、一体となる感じがします。

トレーニングにくる興奮度が高い犬たちとでも、時間をかければ少しずつそれに近い状態にすることが出来ます。
興奮している犬に対して、徹底的に落ち着いた態度で接するのです。

実は、心から落ち着く事、リラックスすること。これがなかなか難しいのです。
人や犬、車が通るたび、その刺激に反応してしまうし、犬が何かに対して興奮するとやはり自分も緊張してしまう。
興奮することに慣れきってしまっている犬は散歩に行く前から、そして家の外にでて・周囲を歩き・帰ってくるまでずっと息をあらげ、しっぽを振り、興奮しっぱなしという子も少なくありません。

興奮状態の犬は私が側にいることなんて気付いてないのではないか・・・と思わせます。
キョロキョロして、しっぽをぶんぶん振って、隙があればダッシュしようという考えに囚われています。

これでは私の声も届かないし、何も伝える事が出来ません。

私が行っているのは、【人の精神状態で犬を包み込む】ということです。

夜、出来るだけ刺激のない静かな道へ行き、立ち止まって、月を見ながら風や虫の鳴き声を聞いて頭を空っぽにします。
しばらくすると犬の息遣いは浅くなり、ふと犬を見ると私の事を見つめてくれています。
何も言わずに静かに歩き始めると思いきりリードを引っ張るか、私の歩幅に合わせて歩いてくれるかどちらかです。

もしもまた興奮して勢いがでてしまったら、何も言わずに止まって、心が落ち着くのをいつまでも待ちます。

リーダーシップがとれている状態

こんなことを繰り返すうち、散歩の折り返し地点にいく頃には驚くほど自分と犬が一体化したように、お互いが相手の事を意識しなくても自然と一緒に歩けるという状態になるのです。
この、私の精神状態に犬を取り込むという事。
犬が信頼を寄せ、私のことを【見て】くれる時、これがリーダーシップがとれている状態と言えるのではないかと私は思います。

リーダーシップは必ずしも威圧的な態度や力が必要なのではありません。

犬が信頼をよせ、身をまかせてみようかと思わせるような存在になりえるかどうかです。
このお散歩もはじめから昼間の刺激が多い中では難しいと思います。

しかし、この【心をつなぐ散歩】で犬とのつながりが一度出来上がると、次の日、犬が私に見せる態度は大きく変化します。 私が側にいることで彼らの心を落ち着ける事が出来るならば、それは本当に嬉しい事です。